今回はFXで億を稼ぐというオファーが届きましたので、見ていきたいと思います。
「億のFXトレーダー育成WEB講座」について検証をしていきます。
特定商法に基づく表記
販売業者 株式会社 昭栄社
運営統括責任者 伊東 萌
住所 〒111-0051 東京都台東区蔵前4丁目5-9 O.T.ビル5階
電話番号 03-6823-5559
メールアドレス:support@adams-method.com
商材について
なんでしょうか、このカタカナの人は。
カタカナの名前を使って投資案件を出せば、それっぽく見えると考えてあえてそうしているのでしょうか。
案の定、セールスレターを読み進めていくと外国人との写真が盛りだくさん。
登録をすると対談動画も待っていそうです。
こういった投資に強そうな外国人の役者さんはどこで見つけてくるのでしょうか。
時給いくらで雇っているかなど、FXの案件よりも興味が湧きます。
この手のやりかたは手が込んでいる場合だと、外国のホテルの会議室を借りて、セミナーをやっている風景を撮影したりしています。
もちろん、現地でサクラを雇って満席にします。
外国人やホテルの会議室が出てくるといかにも本物のようなイメージを作ることができますが、所詮ハリボテです。すべてが嘘なのです。
そうして発生した経費は、安易に登録をした人から搾取していくのです。
綺麗に見えるセールスレターほどお金がかかっています。
なので、最初は無料だとしても、そのあとに高額な商品を買わされてしまいます。
無料という言葉につられないように気をつけましょう。
最後に
このセールスレターには、
「FX市場をコントロールする2つの組織によって不利な状況になっている」
とありますが、なんですかそれという感じです。
陰謀論かなにかの延長線上でしょうか。もっともらしいことを言って初心者を巻き込もうとするよくある手口です。
投資案件の紹介で、外国人との写真や対談がでてきたらかなり危険です。
月利が30%というのもありえないことです。
100万円が130万円になるような手法がほんとうにあるのならば、わざわざ人に教える必要はありません。
不況や人の不安に付け込んでくるのが情報商材の特徴です。
冷静に考えれば「こんなことはおかしい」とすぐにわかるはずです。
無料だからとりあえず登録しようという考えはよくありません。
「もしかしたら本当かもしれない」というありもしない幻想を待つよりも、もっと他のことに時間を使いましょう。