外国株式への投資における諸処のデメリット

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世界各国には日本には知られていない数多くの企業があり、各社がそれぞれ色々な事業を運営しています。日本の経済はすでに円熟期にあり、高度な成長を望める状況にはありません。ところが、海外には高い数値で経済成長している国があり、当然日本の企業の何倍もの利益率を出している企業もあります。そのためか、外国株式を購入する投資家が少なくありません。

日本の証券会社でも、以下などの外国株式を売買することができます。
アメリカ株・中国株・韓国株・欧州株・ロシア株・インド株・タイ株・ブラジル株など

ただし、遠い国の企業の株式に投資するため、日本の株式投資とは違ったリスクを抱えることになります。

●外国株式のメリット
外国株式のメリットには以下などが挙げられます。
1)高リターン
外国株式には世界で事業を展開している超大手企業や、高度成長の望める新興企業の株式などがあります。日本企業より大きなリターンを望めます。
2)円のリスクの分散
日本企業の株式は円で売買します。従って、円がダメージを受けると、日本の株式全体に影響するようになります。外国株式を持つことによって、円のリスクを分散できます。
3)高率での配当金
外国は日本より株主が重視されているため、日本株式より配当金の配分率が高くなっています。

●外国株式のデメリット
外国株式のデメリットには以下などがあります。
1)為替リスクの存在
外国株式で利益を得ても、為替価格の変動次第では両替時に利益の減少する可能性があります。最終的な利益が不確実になっています。
2)手数料の増額
国内における取次手数料や外国での取引手数料、為替手数料など、手数料の種類が増えます。
3)情報収集が困難
企業が海外にあるため、投資に必要な情報の収集が難しいことは否めません。
4)国内情勢が左右
企業が政治情勢の不安定な国にある場合、資金の回収への危険性が常に内在しています。

●取引の種類
外国株式の取引形態には以下があります。
1)海外委託取引
日本の証券会社を経由して、海外の株式市場で外国株式の取引を行います。
2)国内委託取引
最近は少なくなりましたが、外国株式には東京証券取引所に上場しているものがあります。国内株式と同じ取引条件になります。
3)国内店頭取引
証券会社が海外の株式市場を基準にして定めた株価で外国株式を購入します。投資家は証券会社が保有している外国株式を売買する形になります。

●外国株式への投資におけるリスク
利益率の高い国というのは、裏を返せば発展途上にあるということです。そういう国は得てして政治情勢や経済情勢が不安定なため、予期せぬ事態の発生する危険性が高くなっています。ハイリターン=ハイリスクということを念頭に置いておくべきであり、捨てても良いくらいの資金で投資しないと痛い目に遭います。