本日は、サラリーマンがお金持ちになる最強の戦略を紹介します。
お金を貯めたくて副業をやっていく人も多いですが、まずは今の自分ができることを見直そうという趣旨です。
副業の紹介をするやり取りを読者の方々としていて感じるのは、ものすごくお金持ちになりたいという人は案外少ないということです。
『今よりもうちょっとゆとりのある生活したいな』くらいの気持ちの人が多いです。
だから、ゴリゴリの副業系の人たちは命がけで副業するけどほんわかと副業したいな程度の人はついてけなくなっちゃうという悪循環がこの界隈ではよく見受けられます。
そんなわけで、副業をしなくてもお金持ちになる方法を1つご紹介します。
ただし、注意点があります。
この最強の戦略は、人によっては精神的に辛いし、できる人も限られている方法です。
ここからが本題です。
例えば、年収1000万円あっても毎月100万円も使うような生活してたら破綻します。
ここで、収入を増やそうと考えて頑張っても収入アップすることは難しいというのは、サラリーマンの方々であれば感覚的にわかるはずです。
1年働いて昇給しても微々たるもの。だから嫌になって副業を探す人が多い。
であれば、取るべき手段はただ1つ。
生活費を減らすしかありません。
つまり、生活費を極限まで減らすというスタンス。
自販機でジュース買うの止めるとかそういう地味な話ではない。
というか、そんな我慢してもかえってストレスが溜まっていつか爆発するのでおススメしません。
少し横道に逸れます。
そもそも、給料ってどうやって決まっているかみなさん知ってますか。
社長のきまぐれ?まあ近いですよね。
これ、マルクス経済に答えが書いてあります。
大雑把にまとめると「明日も万全の状態で会社に行くための費用」が皆さんの給料に設定されています。
会社から支給されるお給料というのは、自分の体調を万全にするための分のお金しか渡されてないんです。
言われてみればそうだと思いませんか。
実はお給料というのは以下のように決められています。
①衣食住とレジャーにかかるお金
②家族を再生産するお金
③労働者が勉強するお金
※ 佐藤優直伝!最強の働き方より
衣食住とレジャーにかかるお金というのは、家賃とか食費とか体力回復に必要なお金のことで、レジャーってのは漫画だったりゲームだったします。
要するに、仕事で溜まった疲れやストレスを解消するためのお金のことです。
家族を再生産するお金というには、子供の教育費とかのことです。
(労働者を再生産するという意味でも使われていて、子供が大人になったときにまた労働者になるために必要なお金)
労働者が勉強するお金は、仕事で必要な知識を身につけるための費用、簿記とかをイメージしてもらえると分かりやすいです。
具体例を出して考えてみます。
とある医者の男がいます。
その男は医者というだけあって立派な家に住んでいて綺麗なお嫁さんがいて聡明なお子さんがいます。
仕事も順調で年収は1000万円以上あります。
誰もが言います。医者は金持ちでいいなと。
と思いたいのですが、実はそんなにゆとりがあるわけではないのです。
まず①について。
医者は仲間付き合いが大切です。基本的にはみんないい家に住んでます。
だから自然と自分も良い家に住もうと高いお金を払います。
食事も豪華でしょう。
自炊する手間を考えたら外食という人もいると思います。食費もこれでかなりかかります。
お医者さんは人の命を預かるのでかなりストレスがかかります。
めっちゃ仕事も忙しい。
なので、ストレス解消にものすごいお金が必要になります。
酒、ベンツ、デイトナ、高価なものが欲しくなります。
これでお金を使ってしまいます。
次に②について。
お嫁さんもご近所付き合いがあります。
綺麗な洋服買ったり、エステに通ったり、ママ友との交流会などがあります。
子供は子供で医学部に入るべく日〇研とか鉄〇会とかにいくために塾のお金がかかります。
医学部に入ってもバカ高い学納金が待っています。
③についても、日々新しい医療知識を身につけるべく勉強をしなければなりません。
当然、書籍代や研修費もかかります。
という感じで医者というのは日々の暮らしにお金がかかるものなんです。
これが医者(年収が高い人)でもお金持ちになれない理由なんです。
年収が高いということはそれだけ「明日も万全の状態で会社に行く」ための費用がかかるということです。
それでは、どうすればいいのか。
結論から申し上げます。
サラリーマンがお金持ちになる最強の戦略とは。
実家で暮らす
車を買わない
結婚式をあげない
ようするに、出費が高いイベントを止めましょうということです。
特に実家で暮らすということがサラリーマンがお金持ちになる最短ルートになります。
結局、会社行くために体力や気力を回復させるために、一番お金がかかるのは住宅費です。
特に、都心に勤務しているような人は、職場から近いところは家賃が高くなってしまいます。
食費も浮くという利点もあるので、パラサイトシングルという選択肢を取るということです。
という人もいますし、ある程度年齢を重ねていれば当然の考えです。
しかし、このように考えている人は自分がどうこうというより、実は人から後ろ指を指されたくないだけだったりします。
「いい年して実家で暮らしているんですか?(笑)」って言われたくないだけです。
ただ、サラリーマンがお金持ちになるには周りからの目線に耐えることが必要なんです。
最初に言った精神的に辛いというのはここにつながってきます。
「まだ車を持ってないの?」
「結婚式をあげないの?」
こういった周りの「声」をなくすためには、どうしても大金が必要なんです。
人間というのは超大昔からみんなと群れることで他の動物より優位性を保ってきた歴史があります。
そのDNAの流れが骨の髄まで沁み込んでいます。
周りの人が言っていることを無視するなんて恐ろしいことは本能的に許さないようにプログラミングされてます。
「実家を出て1人暮らしをするのは自立した自分を演出するため」
「車を買うのはみんなが持っているから」
「結婚式をするのはそれが当たり前だから」
やらない人は「なんでなの?」と村八分にされます。
世の中には、1人の大人としてこういう人生を辿るべきであるという暗黙のルールが存在してます。
そのルールに従って生き残るためには、大金が必要です。
空気を読んで周りに合わせていると、お金持ちになることはできません。
だからといって、それが不幸というわけでもありません。
周りに合わせるというのは、人と同じことをしているという安心感にもなります。
ちなみに、私の周りのサラリーマン中で一番のお金持ちの人はずっと実家に住んで給料をすべて貯金して家を買って賃貸に出してる人です。
こういう風に思われたり言われたりすることには慣れっこのようです。